私の日記 その八十三 - 잡문 [雜文]/日本語
九月三十日(土曜日)
昨日久しぶりに妹から遊びに来るとの電話を受けた。さほど離れていない処に
住んでいても年に一度ほどしか行き来せず、電話もろくにかけず暮しながら
'無消息が喜消息'と勝手に決めていたのが姉としてすまない気がした。
待っているうち娘が「叔母様いらしたら昼食どうする?外で取ろうか?」と訊くので
ピザでも配達させようと答えた。
やがて現れた妹が大きなリュックサックをどんと下ろす。びっくりして眺めていると
その中からいろんな物を取り出す。眼前に近付いた「秋夕の茶礼」に挙げる果物や
餅等を求めて来たと言う。お昼用のピザセットとおにぎりまで、食卓の上がいっぱいに
なった。
「家は女だけだから名節の茶礼行わないの知ってるくせに。」とすまない気で言うと
「格式は省略して、秋夕の朝あの世の父子を偲びつつ二人で取ったらと思って。。。」
と言う。胸がじーんとした。なんと心暖かい妹だろう。
娘がいそいそと食卓を整える。皿を三つ並べ、コップにコークを注いた。
私と妹はピザを取ったが、娘はおにぎりを三つも皿にわけて美味しい、美味しいと
つぶやきながら食べている。おにぎりは家に残っている旦那の昼食用に作るついでに
たっぷり握って持ってきたと言いながら、姪がうまそうに口へ運ぶのを微笑ましく眺める。
妹は母親似で料理が巧く、また、いやがらずに手間が掛る料理もいろいろと作っていた。
私もおにぎりを一つ口にいれて母の味を懐かしみながら、家族運には恵まれたものだと
つぶやいた。
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