伊豆の親子旅 - 기행문 [紀行文]
五月十八日
交流会を終えた翌日の朝、チェックアウトしながらタクシーを呼んで貰い、
十時に小雨が降る中を駅へ向う。予め娘が調べた通り、電車で修善寺前駅まで行き、
バスに乗り換え、みゆき橋前で降りて、橋を渡って坂道をのぼるが、予約したホテルが
見つからない。歩いて3分とあったが、それらしい建物は見つからず、長い塀に
夏目漱石の写真がついていた。おかしい、娘がプリントアウトしたメモ紙を取り出して
みると、ホテルは橋を渡って左側とあった。
チェックインには早い時間なのでフロントにトランクを預け、ひとまず修善寺へ向った。
寺門までの石段を恐る恐る登り本殿の前に立つと心が安らかになる。ちょっと黙念した。
ゆっくり隅々まで見回り、修善寺界隈を歩くことにした。
朱塗りの桂橋から滝下橋まで桂川に沿って整備された散歩道。両側に竹林がのびる
石畳の道を、傘を差したりたたんだりしながら清流のせせらぎを聞きつつ散策する。
途中にギャラリーがあったので入り、展示中の富士山写真を堪能した。
さて昼食は? 娘が洋食を望むのでずっと探しまわるがなかな見つからない。諦めて
眼前の食堂に入ったら、メニューに和食と簡単な洋食がありほっとする。
突っ張る足を引き摺ってホテルへ戻り、チェックインして8階の部屋を開けたらうわあ、
畳十五畳に板の茶卓まで付いた大部屋で、開けた窓からは青々とした山並みに
ハリスト教会の屋根が見えるではないか。綺麗な空気を胸いっぱい吸い込みながら
畳の上に横たわった。
だだっ広い大浴場には誰も入っていない。露天風呂が二つもあって娘は両方を試す。
私はゆったりと湯に浸かりながら二日間の疲れを払い落とした。日本旅行は何度も
しているが、これほどデラックスな旅館は初めてなので浮き浮きする。
次の日は三保の松原観光だ. またタクシーを呼んで貰い駅へ急ぐ. ひとまず荷物を駅の
コインロッカーに入れて、娘のメモ紙を検め、JR清水駅まで行き、西口3番バス停で
バスに乗り、三保の松原入り口で降りた. やれやれ.
道路を渡り三保神社方向へしばらく歩くと向かい側に「守の道」が現われた.真っ直ぐ続く
松の道は溜息が出るほどすばらしかった. 通り過ぎるハンサムな青年に写真を撮って貰う.
ビューは最高だが体力が問題で半分ぐらい歩くとふくらはぎが突っ張り始めた。途中で
ちょっとベンチで休み端まで行くと三保の松原が目前に広がる. 其の向こうが海だった.
晴れた日には海の彼方に富士山が見えるとのことだが、どうしたわけか全然見えず
船一隻だけが浜辺に置かれていた。がっかりしている娘の写真を一枚撮った.
帰りの松原途中にあるレストランで昼食を済ませ、重い足をひきずり大通りに出ると
駅行きのバスが現われた。清水駅でJRに乗るやすぐ静岡駅に到着。駅の斜向かいに
予約しておいたホテルが見えたのでほっとする。
チェックインして部屋に入ったらツインベットだけでいっぱいのちっちゃなルームなので
顔を見合わせ苦笑した. 私はベッドの上に横たわって娘がいれてくれるお茶を待った.
一時間ほど休み外へ出た。娘が調べておいた駿府公園は疲れたので諦め、青葉横丁の
青葉シンボルロードへ向う。大通りは仕事を終えて帰る男女で溢れていた。
青葉シンボルロードのベンチに座って、静岡の雰囲気を味わいながら, 何故か二年前に
訪れた岡山の「緑の回廊」を思い出した。記念に写真を一枚撮る。
夕食を取る店を探しながら大通りを歩くと「TSUTAYAすみや静岡本店」が目に入った.
マンモス本屋で, コーヒーコーナーまで備えている. ゆっくり一回りして, 計算台の
若い男性に近づき、古本は扱わないのか聞くと、あいにくこちらは新刊だけだが、
この道の終りほどに古本屋があると店の名前まで教えてくれるではないか. 私は紙を
突き出し店名を書いて貰った. そして難なく其の店を探しあて、面白そうな文庫本5冊を
たったの700円で買い求めたのである. うれし笑いが止らない. 今度の旅で最高の收穫で
あろう.
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