統一新羅金屬工藝遺物 (その一)   -   민속문양 [民俗紋樣]

* 螺鈿團花禽獸文鏡 (統一新羅 8~10世紀,直徑18.6 厚み0.6)  國寶 140號 

        


慶尙道地方から出土されたと傳える鏡で,  わが國で最も古い螺鈿工藝品です.
鏡の後面は,螺鈿で華麗に裝飾されています.
上下に大きな花を置き,花·牒·獅子·雲·鳥等樣樣な紋樣を左右對稱に裝飾しました.
ゆとりのある螺鈿面には,細かく陰刻紋を施し, 紋樣を寫實的に表現しました.
花は,螺鈿で形を取り, 中に琥珀を入れました. そして餘白にはトルコ石の粒をちりばめ,
厚めに漆を塗った,言いようのない華やかさです. |
アフガニスタン, 又はチベット原産と推定されるトルコ石や, ビルマ北部ミトキナ産の
琥珀を使ったことで,當時の統一新羅文化の幅廣い國際性を窺えます.
ちなみに, これと類似したものが日本の正倉院にも傳えられています.  

                    

* 細金錯嵌花文櫛 (統一新羅 8~10世紀, 長さ 10.3 幅 4.7 垂飾長さ .58) 

海龜の一種である玳瑁の皮で作った櫛でです.
取っ手部分は,精巧な金細工で輪廓を取り, 內部に靑玉を嵌め花模樣に裝飾しました.
櫛目と取っ手はほぼ直角にまがっており, 境界面には小さな孔を開け,花模樣の
飾り房を垂らしました.
飾り房は,取っ手部分と同じ手法で作られています.
8枚花弁の花が上段に六つ, 下端には花弁10枚の花を一つ置き,周りに小さな葉模樣を
金鎖を繫いで垂らしました.
この裝飾櫛は,取っ手部分のまがりようや垂飾から見て,櫛としてではなく, 女性の
頭髮裝飾用に使用したものと推定されます.  
                                                                   ( 湖巖美術館の展示物 )

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