私の日記 その百四十二  2021年4月24日    -   잡문 [雜文]

  四月も後六日、何と月日の流れの早いこと! あっと言う間に今年の三分の一が
流れてしまいそうだ。歳が歳だけに体のあちこちが痛み日常生活も円満に出来ず,
これではいけないと思い昼食の後娘と隣りの大学へ散歩に出かけ、ついでに近所の
マートまで足を延ばして日用品を求めて帰るのだが、それが運動になるのか少し体が
軽くなる。
  もっと老ける前に日本旅行でもしようと去年の春日取りまで決めたのが、コロナで
取消しになり、これでは死ぬ前の旅行も駄目になるかなあとうら寂しくなる。
  娘が可愛そうに思ったのか日本小説をネットで十冊求めてくれ、この頃は寝そべって
本を読むのが日課になった。結構初めての作家の小説も面白い。
  いつの間に本棚がいっぱいになり、眺めただけで気持良い。だが、寂しくなるのは
どれが読み終えた本か、どれが面白くなくて途中で投げ出したのか、あやふやな事だ。
  その上、記憶力がだんだん薄くなり以前は、短編小説は面白くなくて長編だけを
読んだものだが、この頃はつい短篇に手を出す。今日は二十二名の短篇を含む
短篇ベストコレクション(The Short Story Best Collection 2009)を読み始める
ことにしよう。