秋の日本東北旅行 - 기행문 [紀行文]
春の京都旅行が楽しかったのか、秋には日本の東北へ旅しようと夏の間中話してた娘が、
先月末、勝手にインターネットで富山と奥飛騨の平湯温泉と名古屋のホテルを予約し、
航空便まで予約済みだと知らせてくれたのが今月初だった。出発日は10月22日で,
午後2時発の飛行機で富山へ5時に着くと言うのには驚き呆れた。
当日、朝10時頃家を出てタクシーとエアポート行きバスで空港へ着いた二人は、空港で
簡単に昼食を取り、手続きを済ませて富山行飛行機に乗り込んだ。
午後二時に出発した飛行機は2時間飛んで富山空港へ到着、娘が予約しておいた駅前の
ホテルグランテラス富山へ無事にチェックインしたのは夕方だった。
一旦散歩がてら駅付近を一回りして翌日のバス乗り場を確認、夕食を取った後ホテルへ戻る。
二日目。午前は娘が調べておいた富山水墨美術館へ行き日本水墨絵をじっくり拝見する。
ホテルで貰ったチケットでトラムカーに乗って一回りし, 駅前に戻り簡単な昼食を取った
後, 平湯温泉行きバス乗り場へ向かった。
バスの乗客は私と娘ともう一人の中年婦人の三名のみでなぜか運転手に済まない気が
する。平湯までの道程は実に素晴らしかった。山間のくねり道を上がったり下がったり
するので, 秋の渓谷を思う存分楽しむことが出来たものの三時間は長すぎ座ってる
だけで疲れが重なる。
予約した「穂高荘さんがの湯」にチェックイン, 旅の疲れを癒そうと?!荷物を部屋に
置いてすぐ温泉場へ下りていった.
いつも感じるのだが日本温泉は実に気持良くて全身の疲れを一時に解してくれる。
客が少ないのか空いていて温泉好きの二人だけでじっくり湯を楽しむことが出来た。
私達の夕食はずっと並んだ部屋の一つに準備されており日本食をゆっくり味わった
ものだ。
三日目。もう一度朝の温泉を浴びた後チェックアウト、バスで高山へ向かった。
高山から名古屋行きの汽車は午後二時だったので一旦荷物を駅のコインロッカーに入れ、
飛騨高山町の博物館を訪れた。鄕土の歴史を垣間見つつ一回りした後、昼食は簡単に
蕎麦とうどんを取り、午後二時半の名古屋行き特急汽車に乗る。
名古屋は二度目だったが何も記憶に残っていず全てが目新しいのには驚く。
駅から歩いてすぐの「ザロイヤルパークキャンバス名古屋ホテル」に着き、チェックイン
したのが午後五時頃だった。食欲も無く疲れ果てたので簡単に夕食を済ませて早々と
ベッドに就いた。次の朝、朝食を取りに降りたがスリッパを履いたままなのを指摘され
部屋に戻り靴に履き替えて下りたが恥ずかしいったらなかったっけ。
ビュッフェの朝食を済ませて観光へ出掛ける。
以前息子と三人で名古屋城など見回ったので今度は徳川園を観ようと名古屋観光ルート
バスメ─グルに乗ったがなんと乗客の多いこと! やっと席一つを見つけ私だけ座り娘は
大阪城前でほとんどが降りるまで立ちっぱなしだった。
秋の徳川園は素晴らしかった。ゆっくり腕を組んで一回りしたものだが、隆仙湖や
西湖提、虎仙橋、大曾根の瀧、観仙楼など目を洗ってくれる美しい眺めが溢れていた。
湖辺のベンチに座り日本式花嫁と花婿が橋で写真を取るのを微笑ましく見ていたりした。
徳川園を堪能して再び「巡るバス」に乗り広小路栄で降りた。
スカイメルサビルの食堂街で昼食を取り、八階のブックコーナーで娘が百円小説を
七冊求めて呉れた。この頃一人で日本語勉強をしている娘が何を基準に択んだのか
知らないが, 結構面白そうな本ばかりだったのには驚く。
ホテルへの戻り道で寶生院の大須観音をじっくり眺め、ついでに大須商店街を
通ったが別に買いたい物も無かったので素通りし、バスに乗りホテルへ戻った。
二人とも食欲が無かったので、ホテルに就いているマートでパウンドケーキと
飲み物を求め三階の大浴場でゆっくり疲れを解いた後部屋で簡単に夕食をすませた。
これで今度の日本旅は済んだのかと思えば何か物足りない気もしたが、この歳で
元気に歩き回ったと一方で感心したりする。
今顧みると日本語全然喋れない娘がよくも独りでこれ程抜け目無く海外旅行を
準備したものだと感心せずにはいられない。旅行費も全部娘が持ち私には空港
往復の交通賃だけを払わせたのだ。つくづく子供運には恵まれたものだと
痛感している私です^^。