日本映画'眼鏡'   -   잡문 [雜文]/日本語

                                                                   

'眼鏡'という題の日本映画を、PCのモニターを通して観覧しました。
前に観た'カモメ食堂'と同じ女性監督の映画といいます。

'カモメ食堂'のロケ先は北欧のヘルシンキでしたが、
'眼鏡'は沖縄の与論島が舞台で、何よりもまずその神秘的な海の色に
思わず嘆声をあげました。
特別なメッセージがなくとも、ただ自然のすばらしさだけにどっぷり浸かって
日頃の疲れを癒しながら二時間を楽しめましたね。

携帯電話が繋がらない、なにも観光するものの無い、
きれいな海を眺めながら「たそがれる」ことしかない、
南島の浜辺民宿で泊まる独り旅の都会女性を通して、汚れてない、
やさしい自然と人間の豊かさを、監督は語りたかったのでしょうか。

本をいっぱいつめた重たいトランクを持ってきながら、本は読まず、
土地の日常に溶け込み、ビーチパラソルの下で海を眺めながら
ひたすら編み物に励む。。。
2~3日で良いから私もそんな旅をしたい、としみじみと思ったものです。

最近は、小説も映画も淡白なモノは大衆に受け入られないのか、
このようなきれいな作品はごく稀にしか巡り合えませんが、
上の二つの映画には女性監督特有のやさしさ、温かさ、すがすがしさが
描かれていて、あくせく暮してきた私に安らぎとは何かを見せてくれました。
良い映画を観るとその余韻が数日続き、豊かな気持で過ごせます。

'잡문 [雜文] > 日本語' 카테고리의 다른 글

立原正秋のかたみに  (1) 2009.12.27
無駄に費やした一年  (0) 2009.12.24
九月の足音  (2) 2009.08.30
「人生は山坂多い旅の道」  (1) 2009.07.21
蚊との戦争!  (0) 2009.07.14