模樣のこと - 민속문양 [民俗紋樣]
傳統的な模樣は, ただ暮しに美を加えるいわば裝飾的意味より, 生活自體の意味でとらえるべきだと私は考えます. 宗敎的象徵であり, 又時代を代辨する文化でもある一つの模樣を理解するという事は, 則ち人間の價値觀をうかがう方法でもあると思うのです.
人人は先史時代から現代に至るまで, 內面の信仰世界を, 樣樣, 記號,文字などを利用し, 暗示的に表現して來ました. それを, おおよその人が傳統模樣の外形美にのみ關心を注ぎ, その內側に秘めている意味を見過してしまうのは, 視覺的な美しさだけを追求する習慣に浸っているからだと思います. しかしながら, これらの模樣が形成された背景には, 文化の發展を伴なう宗敎的思想が含まれているのです.
昔からわが民族は大自然の秩序に順應した美的調和と, 色色な意味を含んだ模樣を作り出しました. 日常生活のいたる所で見られる傳統模樣には, わが民族特有の美意識と, 優しさのただよう情緖が息づいておるので, その奧に秘めている趣や意味を理解してこそ祖先の精神世界や美的感覺を現代生活で要求される文化商品に再創造することが出來ると思います. 生活の一部として位置付けられている模樣の意味や價値を解釋することは, 古人の自然觀, 幸福觀, 倫理觀などを理解する近道でもあるわけです.
わが祖先のすぐれた美意識は, 衣食住すべての生活文化から伺われます. 各文化の模樣の美しさと共に, その奧深く秘んでいる意味をたどりながら鑑賞していると, 衣服を縫ってまとい, 食べ物を作り, 住居を建てるといった全ての日常事に, ひたむきな心で取り組んだ祖先の知惠と藝術性が傳わり, われ知らず頭がさがります.
だが惜いことに, 最近わが文化がだんだん見拾てられて行くように思われてなりません. 汎世界的に, 藝術分野ばかりで無く大衆文化に至るまで, 東洋圈の文化に對する關心が集中されている今日, わが國も文化財の保存は勿論のこと, 韓國の趣と美を生き返えらせることにも專念すべきだと思います. 歷史と共に發展して來た傳統模樣の繼承はもとより, それらに對する自負心は, 新たな文化を創造.發展させるための肥えた土壤になるということで, 大變重要な意味を含むと思われます.
朴惠烈
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