私の日記 その六十六 - 잡문 [雜文]/日本語
八月五日 (金)
うだるような摂氏35度の朝、三ヶ月前に予約しておいた総合病院へ。
胸に時折鈍痛を覚えるこの頃、5年前の苦い思い出が浮び落ち着かなかったが
超音波檢査と心電圖檢査を受けに行く足取りはやっぱり軽くなかった。
九時半しかなっていないのに様々な人で溢れていた。
検査は予約してあったのでそれほど待たずに受けたが、結果を見て
医者の説明を聞くためには、順番を待たねばならない。
超音波檢査時、上目で側のスクリーンを窺ったら前年の検査の時とさほど
変らないように見えたのでほっとしたが、医者の説明を聞くまで安心できない。
前の主治醫が米国へ渡ったとのことで馴染みのない名前がドアに掛っていたが、
鎭重な医者なのか、入った患者がなかなか出てこない。随分待たされたが
回りの人々の振る舞いを眺めながら時間を潰す。
やっと私の順番、新たな医者は若くて優しい顔をしていた。
「以前と同じですね。暑い夏もがんばって下さい。薬は前のと同じです」。
スクリーンで検査の結果を眺めつつほほえむ。胸をなで下ろした。
お医者さんは、ほっとする私の腕を軽く撫でてくれた。
午前いっぱいを費やしたが、幸い冷房がよく効いていて暑さを感じなかったのを
避暑したと思おうと付き添いの娘に言うとくすっと笑う。
外は陽がかんかん照りつく真昼、すぐ側の薬屋に寄った後、真向かいの
韓食堂へ駆け込み、冷麺を注文した。
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