五月の都都逸 - 자율학습 [自己流學習]/一般
は・く・し・よ(薄暑)5/1
花が咲いてる 草木の隅に 白い芥子かな よく見えぬ
はもる二人の クールな歌に しんと静まる 酔いしれて
晴れた夜空に くっきり上がる 暫し仰いだ 宵の月
走り続けて 苦しく喘ぐ しっかりしろよ よろめくな
あ・ま・な・つ (甘夏)5/6
あまり哀しく 毎日もがき 涙流した 辛い日々
焦り励まし 纏めた仕事 長い時間を 費やした
甘い団子を 迷わずつまむ 慣れたしぐさで 次々と
顎を突き出し 真っ赤になって 何で私に? 突っ掛かる
ご・せ・っ・く(ご節句)5/11
五月迎えて 清々してる 辛い寒さを 潜り抜け
御飯まだかな 急かすは息子 疲れはてたよ 空腹だ
胡麻をすってる せわしい中で 積る仕事で 苦情吐き
塵がいっぱい せっせと掃いた 次は何処かな 庫裡だとよ
さ・み・だ・れ (五月雨) 5/16
桜散ったら 見事な躑躅 大分枯れたが れんぎょうも
坂に登って 見下ろす海に だんだん近づく 連絡船
さすが三保松 見事なビユーだ 大樹ざわめく 列を成し
先を譲って みんなが続く 誰も愚痴ずに 礼儀よく
た・け・の・こ(筍)5/21
たまの機会だ 結構浮かれ 飲んで騒いだ 懇親会
頼り甲斐ある 健気な娘 ノート付けてる 細々と
竹が繁った 景色に惚れて 野道歩けば 小鳥啼き
滝の音する 険しい坂で 登りきれない ここまでか
ち・や・つ・み(茶摘み)5/26
地図を片手に やみくも歩き ついに果たした 三保の旅
力尽きたよ 休んで行こう 続く坂道 身がもたぬ
散らし寿司かな やっぱり河豚か ついにぼやいた みみっちいな
地下に並んだ 安売り店で つられ求めた ミニ時計