잡문 [雜文]/日本語
私の日記 その百十四
yoohyun
2019. 7. 19. 17:05
七月中旬を超えると本格的な暑さだ。家の窓を全部開けてパソコンの部屋に扇風機を
かけて置くがそれでも午後には耐えきれずエアコンを付ける。ああ、まだまだ続く
この暑さをどう凌げばよいやら、ため息が出るばかりだ。
家事は娘まかせで、歳を言い訳に寝そべって本を読みながら時間を潰すが、困った事は
昨日読んだ内容が全然思い出せないのだ。読み返すのも億劫なのでこの頃は主に短い
短篇を読んでいる。
世の中便利になったもので娘がパソコンでまた古本の日本小説を五冊求めてくれた。
*ラットマン:道尾秀介 *愛がない部屋:石田衣良 *プリズム:貫井徳郎
*七つの海を照らす星:七河迦南ㅡ *活版印刷三日月堂 : ほしおさなえ
今日また心筋症の診察を受けに大学病院へ行って来たが、この暑さでは到底市内まで
行く気にならないので、日本文化院で借りて来た本は雨降る日にでも出掛けようと
そのまま家に帰った。
呆れ返るのはもう一人で外出するのが不可能で, 歩いて行ける病院も娘に頼る事だ。
ほんとに情けない。以前長生きが能では無いと呟いていた母を思い出し苦笑する。
数年前まで無聊な時は自ずと用事を作り市内へ出掛けて日本文化院へ寄り本を貸して
来たものだが、この頃は日本旅行で求めた文庫本や娘がパソコンで求める古本が
結構あるので、本棚には読み物が ずっと並んでいる。
本好きの娘も日本小説が読みたくなったのか、自分なりに日本語を勉強しているから
私が居なくなっても読み物に不自由はしないだろう。
日に日に記憶力が薄くなり呆け始めたのではと憂鬱になる。ほんとに長生きが能では
なさそうだ。