잡문 [雜文]/日本語
私の日記 その三十七
yoohyun
2014. 7. 17. 16:51
七月十六日 <水曜日>
大通りのマットへ行くため大学のキャンパスを過る。すごい近道だし
空気も爽やかだ。夏休みで学生はまばらだが、夕食後の散歩を楽しむ
近所の人々が結構多かった。中には犬まで連れて来てはしゃぐ女もいて
公衆道德のかけらもないことに眉を潜める。キャンパスはなだらかな
丘になっていて、広場を通ると強い風で舞い上がりそうだ。
しかしなんと涼しい月夜だろう!
夜8時過ぎで、すでになじみの薬屋はシャッターがおりていてがっかり。
マットへの途中にちっちゃな店を見つけて、風邪薬だけを求めた。
ともすると鼻水が出て風邪気味になるのでこの薬は私の必需品だ。
娘が側でささやく。「薬買いにでも日本へこの秋行こうね。ノーシン、シロン、
正露丸, ポリデント、白髪染め薬、わー、いっぱいある」。思わず苦笑した。
コリアンエア-のマイレッジが溜っていて、二人日本までの飛行機には
ただで乗れるけれども、果してこの体で海外旅行が可能かどうか。。。
マットへ入るといつもよりずっと客が多い。冷房が行き届いているから
暑さしのぎに家族もろともやってきたのだろう。籠も一つしか残っていない。
一昨日ネットで必要なものを纏めて買い入れたので、急用品は蝦取り品だけだが
ゆっくりと新鮮な野菜や、特賣品などを覗き回る。娘が1+1のチョコレートを
籠に入れながらそっと私を窺う。吹き出してしまった。
いつもは買い物を済ませると休憩所のところで飲み物など飲んで帰るのだが
空いた席が一つも無い。そのまま帰り道につくと膝がちくちくし出した。やっと
大学キャンパスのベンチまで辿り着き腰を下ろし、ほっと溜息をはきながら
澄んだ夜空の月を見上げる。私はどうしてこうも月を眺めるのが好きなんだろう。