잡문 [雜文]/日本語
あきれはてた母親
yoohyun
2004. 3. 4. 10:56
娘が八日目にパリ出張から戾って來ましたが,
母親ともあろうものが歸國日を間違え,危うく夕飯も用意せずにいた
情けない母になるところでした.
何考えてたのか, 月曜日到着を月曜日出發と錯覺してたんです.
夕飯は息子と殘飯で適當に濟ませようと,おひつを開けて見ると一人分しかない,
急いで米をとぎ,飯をたいていると,娘が, "ただいま-"
まったく,びっくり仰天しました.
幸い,豚肉のコチュジャンあえがあったので,電氣なべを出し,肉とキムチ入りの,
炸めでもなくチゲでもない, わが家式卽席料理を作って,久しぶりで親子三人,
食卓をかこみました.
やがて娘は, 七日間ずっとパリ市內を步き廻り, 體重が3キロも減ったとか,
目がまわるほど忙しくって, ショッピングする暇も無かったなど, 愚痴をこぼしながら
トランクを開けました.
出發する前,何か必要な物ある? と聞くのを,なんにも無いときっぱり言ったくせに,
ともすると視線がトランクの方に向かうのです. これだと, ほんとにみやげ何も
無かったら,べそをかくかも知れないと,心配になるくらいでした.
それがどうでしょう, "これママのもの" と, 靴を二足も私の目の前につき出したのです.
サンダル一足, ロ-ファ-一足. それに加え,カジュアルバッグまで.
人間, 時と場合によっては, いとも簡單に子供になれるんですね.
私は, すばやく兩足に片方づつ靴をはいて, 居間を行ったり來たり,行ったり來たり...
"わあ,素敵,ぴったり合うわ,デザインもしゃれてて...."
息子があっけにとられた顔でもしてはいまいかと,そっとうかがうと
"大切にしまわず, せっせとはくんだよ. 市場へ出掛ける時は別だけどな..."
にんまりと笑いながら投げた言葉でした.
母親ともあろうものが歸國日を間違え,危うく夕飯も用意せずにいた
情けない母になるところでした.
何考えてたのか, 月曜日到着を月曜日出發と錯覺してたんです.
夕飯は息子と殘飯で適當に濟ませようと,おひつを開けて見ると一人分しかない,
急いで米をとぎ,飯をたいていると,娘が, "ただいま-"
まったく,びっくり仰天しました.
幸い,豚肉のコチュジャンあえがあったので,電氣なべを出し,肉とキムチ入りの,
炸めでもなくチゲでもない, わが家式卽席料理を作って,久しぶりで親子三人,
食卓をかこみました.
やがて娘は, 七日間ずっとパリ市內を步き廻り, 體重が3キロも減ったとか,
目がまわるほど忙しくって, ショッピングする暇も無かったなど, 愚痴をこぼしながら
トランクを開けました.
出發する前,何か必要な物ある? と聞くのを,なんにも無いときっぱり言ったくせに,
ともすると視線がトランクの方に向かうのです. これだと, ほんとにみやげ何も
無かったら,べそをかくかも知れないと,心配になるくらいでした.
それがどうでしょう, "これママのもの" と, 靴を二足も私の目の前につき出したのです.
サンダル一足, ロ-ファ-一足. それに加え,カジュアルバッグまで.
人間, 時と場合によっては, いとも簡單に子供になれるんですね.
私は, すばやく兩足に片方づつ靴をはいて, 居間を行ったり來たり,行ったり來たり...
"わあ,素敵,ぴったり合うわ,デザインもしゃれてて...."
息子があっけにとられた顔でもしてはいまいかと,そっとうかがうと
"大切にしまわず, せっせとはくんだよ. 市場へ出掛ける時は別だけどな..."
にんまりと笑いながら投げた言葉でした.