민속문양 [民俗紋樣]

窓や扉の紋樣

yoohyun 2005. 6. 13. 18:30


人間にとって眼が心の窓であるように、家屋で眼の役割をなすのが即ち窓や扉,
住居としての機能を擴大· 便利にさせる生活用具とも云えるだろう.
韓國の窓や戶のもようは大概同じであるように見えるが、仔細に調べると
その多樣さに驚く。



戶とは, 原始洞窟住いでは採光· 換氣と共に出入口の役割だけであったが,
徐々に家屋の形を取るようになるや, 小さな穴のような初期段階から
だんだん大きくなり, 野性動物や鳥類が入れないよう縦横に格子をはめた
固定戶に發展していったと思われる.

こうして作られた窓や扉は、紙の誕生とともに劃期的な變化が起った.
窓戶の桟の配列も、横桟を連続的に並べて作るもの, 縦横の間隔をずれさせるもの,
桟の加工狀態で、陰陽の調和を驅使するものなど、美学的に發展していった.

普通の韓屋ではほとんど戶の骨に紙を張る単純な格子紋様を使ったが,
宮殿では卍字窓ㆍ細桟戸ㆍ櫛歯扉ㆍ花紋様扉などを作った.
花紋様扉には蓮形、圓形、六角形、葉形などがある.


聖穴寺の羅漢殿扉は非常に貴重なもので、一見の価値ある遺蹟だ.
正面3間の戶に花を彫って裝飾したが, 蓮の葉の合間に鳥、魚、如意珠,
童子像などが彫刻されるなど、眼を見張るほどすばらしい.

雙磎寺大雄殿の正面5間は、柱間を同じ間隔で割り、各各
二つの扉を附けたが, 花を精巧に彫った優れた花桟扉だ.
彫刻された花は蓮 ·牡丹など6種からなり、きれいに彩色されている。


歳月を自然に受け入れた、古風な味が保っている來蘇寺大雄寶殿の
花紋様扉も精巧さでは引けを取らない。寺刹を代表する花は蓮だが、
菊と見える紋樣が混じっているのが珍しい.