민속문양 [民俗紋樣]

<風俗圖> -舞童-

yoohyun 2004. 8. 3. 14:53

朝鮮時代の庶民達の生活相をうかがう手助けとして, 當時の樣子をより實感的に描いた
畵家金弘道(1745年~?)の,檀園風俗圖帖から數點の繪を紹介することに致します.

寶物第527號に指定されている《檀園風俗圖帖)》は
書堂, 田畓耕し, 弓引き, 相樸, 舞童, 鍛冶屋, 渡り舟, 居酒屋, 洗濯場, 機織り等を含めて
總25點の繪から成っております.
以上の題でもうかがえるように, すべての繪は, 各階層の暮しの斷面を,
韓國的諧謔と情趣あふれるタッチで, 生生しく描寫しております.
大體は,背景を省略し,登場人物が取る姿勢や動作のみで適切に畵面を構成したのが
特徵です.
一つ一つが平凡な日常生活の姿でありながら,畵家の溫かい視線と,銳い視覺に依る
瞬間捕捉を基にうまく浮刻させ,すばらしい繪で當時の社會雰圍氣を傳えております.
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      * 舞童 (各 27cm x 22.7cm)
      
       紙の上に淡彩で描いたもので, 國立中央博物館に所藏されております.  

この繪は,取り卷いた樂士達が奏るリズムに合わせて舞を舞っている少年を描いたもので,
金弘道獨特の圓形構圖が良く生かされております.
尙, 構圖內で踊る舞童の視線を外側に向わせ, 破格を誘導しているのも見物です.
他の風俗畵に對し,より豁達な筆線を使用することで,音樂が鳴り響くように感じられると
共に , 舞の動作が一段と興に乘っているように見えるのも確かです.